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新・性生活
第13章 翼に告白する舞子
「そうだったんですね。すごく似合ってると思います。オーバーオールかわいいです。・・なんか変なことこといっちゃったかもですね。顔が・・ちょっと赤くなってるから・・・・」

もうやめてよ。煽らないで。

「まいこさん、今度のイベントは予定大丈夫そうですか?」

そういうので、娘の遠征を見送ったら向かうよ。って言うと翼に告白をした。

「つばさくん、私ね、その、あの、・・・離婚した・・今は娘と二人で暮らしてる。大切にしてあげたいんだ。ごめんね。」

「いやいや・・ごめんって言わないで下さい。分かっていたことなんで」

「お願いがあるの、私と遊んでほしい。」

「僕はまいこさんといれるだけで楽しいのです。まいこさんのこと好きです」

好き。って嘘でも嬉しいな。結婚とかはできないけど、たくさん遊んでほしい。

「遊んでほしい。って僕の彼女はまいこさんってことですか?」

「どっちでもいいよ。つばさくんの遊び相手でいたいだけだから。ちゃんと好い人見つけないとダメだよ。若いんだから」

「僕は歳は関係ない。って思ってます。まいこさんが好きです」

「ありがとう・・じゃぁキスしてくれるの?」

心臓の鼓動がすごくてドキドキが聞こえてくる。震えてる声と体が私への気持ちだって思えた。

なにも言わないでいいから、優しくして。そういうと唇が触れるだけ、長い間離れない湿った唇、震えてる手が緊張を伝えてくれる。優しく手を重ねてあげるとだんだん震えが止まっていく。


まだ離れたくないけど私から離れるね。そう思って名残惜しく離れると目を開いて見つめてくるから私がつけた口紅を拭いてあげる。

「だっ大丈夫でしたか?」

ありがとう。って言うけど、私はこうやって翼の心をもてあそぶ。行こうか。って言うと、僕はどうしたらいいですか?って聞いてくるから、ちゃんと好い人探して。それまで私と遊んでお願いね。って言ったら泣くんだもん。泣き顔もかわいくて抱きしめたくなってかわいいね、いい子だね。ってよしよししてあげる。

さよならの時は私からキスして別れた。

なんだろう、気持ちいいな、セックスにはないキスで翼が私にくれたキス。今度、リップクリームあげないとだね。
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