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第18章 ハプニングコールに捕まった亜希子と航瑠

亜希子と航瑠がいなくなった日に二人にハプニングが起こっていた。

亜希子は思っていた。

「こうる。お昼終わったら散歩にいこうよ。」

頼りないけどいいやつなんだよね・・告白されて付き合ってるけど体の関係までその先のことは話をしていない。そろそろ結婚も考えていかないと・・ 航瑠との夫婦生活ってどんなんだろうか？

二人で歩いていると一台の車が止まって、イベント関係者だった。車に乗るように言われ乗ると二人に最高のイベントを提供してくれる。と言っている。

なんだか怪しい・・・別々の場所に連れて行かれ目隠しをされたまま地下室に連れて行かれた。「あきこさん」急に呼ばれて、目隠しで回りが見えなかった。反射的に体が動いてしまった。

「これ取ってもいいですか？」

「それはダメです。イベントの一環です。」

「あきこさんはご結婚を考えてますね。でもこおるさんとの間で迷っていらっしゃる、失礼ですけど年収や性格等で見ても悪くない条件ですよね」

何でそんなこと知ってるの？はぁ知らないですけど。そういうと男の話は続いた。

「あきこさんが迷っていらっしゃるのは性生活ですよね？」

そんなことないです。そう答えたけど、図星だった。いつも変わらないセックス、航瑠はしたいことをなにも言わないし無理やり言わせたこともない。今しているセックスは私が作ってあげたセックスのやり方。

「はっはっは。冗談を言わないで・・体位のこととかお口のこととか調べていらっしゃる」

そんなこともないですよ、反抗して言ったけど図星だった。もっと違ったセックスを求めてよく調べていた。

「私たちがお見せします。こおるくんの性の好みを。ＡＩはすでに弾き出してます。そしてあなたの性の好みも出ています。それも教えて貰えますよ」

「えっどういうことですか？」意味がわからなかった。

「今からこおる君の性の好みをお見せします。ショックを受けないようにしてください。これはお二人が夫婦として長くお付き合いになるための国で進めてる事業です。少子化対策の一環です。最近の若者は性についてあまりにも鈍感なんです。もっとたくさんの子供を増やさないと日本は廃れます」