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体育倉庫のハイエナ
第21章 21
「嘘だったんですね?……私のことが好きっていうの、全部嘘だったんですね?」

「信じるお前が、バカなんだよ…」
 
 答えたのはマサムネだった。然る後マサムネは、物の道理を教えるように、奈津子に説いた。

「あのな、レンヤは“超”が付くイケメンなんだぞ?女にモテモテなんだぞ?…そんなレンヤが、お前程度の女を本気で相手にする訳ねえだろ?」

 マサムネはさらに、子供に足し算のやり方を教えるかのような口調で、続けた。

「いいか?お前は今日、レンヤにマ×コを舐めてもらっただろう?それだけもお前はレンヤに感謝すべきなんだ。お前程度の女が、レンヤのチ×ポをマ×コにブチ込んでもらおうなんざ、図々しいにも程があるんだよ…」
 
 程なくして、甘い夢から覚めた奈津子が、シクシクと泣き始めた。

 そのさめざめとした泣き声は瞬く間に、長く長く息を潜めていた筈の号泣へと変わった。

 わんわんと、それこそ喉が擦り切れそうなほど泣き喚く。

 そんな奈津子を慰めるように、マサムネは言った。

「まあ、レンヤのチ×ポは無理でも、優しい俺たちがちゃんとブチ込んでやるから、そう泣くなよ…」

 そこでお調子者のマモルが、口を開いた。

「ごめんね~っ、ボクたちのチ×ポ、レンヤほど大きくないけどさ、ガマンしてねっ!」

 ふざけた様子のマモルに、ヒデアキもふざけた調子でその後に続いた。

「いやいや、俺はともかく、マサムネもマモルのチ×ポも、相当にデカいよ…」

 然る後に、マサムネが奈津子に言った。

「とりあえず、俺たちのチ×ポを勃起させてもらおうか?…お前の大好きな“オシャブリ”で…」

「いやぁぁぁッッ!」

 奈津子が、最初に僕が押し倒した時と同じような、空気を切り裂くような悲鳴を上げた。

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