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体育倉庫のハイエナ
第31章 31
 何にせよ、そんな一連のやり取りを経た後、レンヤがその腰を、僅かに前に押し出した。

 レンヤのペニスの先が、奈津子の柔肉を押し開いて、ズブリュッ!っと音を立てて、流線形が秘孔を潜り抜ける。

「あぁぁんっ!」

 その瞬間、奈津子は甘ったるい嬌声を上げて、大きく目を見開いた。

 然る間に、レンヤはじりじりと腰を押し出して、奈津子の秘孔をペニスで満たしていく。

 そして奈津子は、体を小刻みに震わせながら、レンヤのペニスを受け入れていたけど、当初の奈津子には、ある種の余裕があった。

「あぁぁぁん…レンヤ先輩のチ×ポ、大きぃぃぃ…大きいぃぃぃ……」
 
 そう感想を述べながら、微笑みを漂わせる余裕だ。 

 しかし程なくして、レンヤのペニスが半分くらい収まったその頃、奈津子が一度だけ体を大きく震わせて、呟いた。

「お、奥に、当たってる…」

 どうやらレンヤのペニスの先端が、秘孔の最深部に到達したらしい。

 しかし勿論、レンヤがそこで腰の動きを止める訳もない。

 残りの半分を収めるべく、なおもじりじりと腰を押し出す。

 そこから奈津子は余裕を失った。

 漂わせていた微笑みを凍りついたように強張らせ、誰に言うともなしに呻いた。

「さ、刺さるぅぅッ……オ、オマ×コに、レンヤ先輩のチ×ポが、グサァァァって刺さるのぉぉぉ…ああぁぁ…」

 そう呻きながら、四人の男に囲まれた体を弓なりに仰け反らせ、さらに言った。

「オマ×コが、メリメリって言ってるぅぅ…裂けちゃうッ!オマ×コ、裂けちゃうッッ!」

 やがて奈津子は限界まで背中を弓なりにしたけど、その時でもレンヤのペニスはまだ若干の未収の部分があって、そこで奈津子はまた呻いた。

「おヘソの下に、チ×ポの先があるぅぅぅ…レンヤ先輩のチ×ポ、おヘソの下まで届いてるぅぅぅ…あぁぁ、ぁぁぁ…」

 その後、結局奈津子の秘部はレンヤのペニスを丸々収めるに至った訳だけれど、その時の奈津子は――奇妙な表現だけれど――“満面の笑み”を、まるで笑みを浮かべたまま息絶えてしまったように、その顔で凍り付かせていた。
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