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体育倉庫のハイエナ
第33章 33
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 レンヤとマモルの、合わせて二十本の指先は、まるで春の風に漂う絹糸のように、四つん這いの奈津子の体に絡み付き、優しく愛撫する。

 でもどちらの指先も、ただひたすら撫で回すだけじゃなくて、時折奈津子の体からふわりと浮きあがっては、それまで愛撫していた部分とは全く違うところに――それ故、きっと奈津子には予想出来なかったところに――改めて着地する。
 
 例えばついさっきまで、奈津子の左側に座るマモルの左手の指先は、奈津子の耳元をくすぐっていたけど、やがてそこから離れて、次には奈津子の垂れ下がる、左のバストの乳首を啄んだ。

 今もなお、その愛撫が続いている――因みに右手では、奈津子の脇腹を優しく撫でている。

 また、右に座るレンヤはその左手で、今し方まで奈津子の右の太腿を撫でていた。  

 しかしその左手の指先も、ついさっき太腿から離れて、奈津子の背筋へと移って、次には背筋の往復に及んだ。

 そしてレンヤの右手は今、奈津子の右のバストの真下にあった。

 レンヤはそこで、親指を除く四本の指先を一直線に揃えて、その指先を真上に向けている――そして奈津子の四つん這いの体が、前後にゆっくりと揺れるその都度、奈津子の右の乳首が、揃ったレンヤの指先の上でコロコロコロコロ、と転がる。

 もちろんその時、奈津子が「ムフフフン!」と甘ったるい鼻息を漏らすのは、言うまでもないことかも知れない。

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 と、今、しばし奈津子の背筋を撫でていたレンヤの左手の指先が、そこから離れて奈津子のヘソの周囲へと、愛撫の場所を変えた。

 でもその直後、今度はそれまで奈津子の脇腹を愛撫していたマモルの左手が、奈津子の背筋へと移って、レンヤの背筋の愛撫に取って代わった。

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