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体育倉庫のハイエナ
第33章 33
 マモルは、奈津子の背中の上で手の平を握りしめて、中指一本だけを、真下に向けて伸ばした。

 その中指の先を、マモルは奈津子のうなじから腰に掛けて、背筋に沿ってゆっくりと往復させる。
 
 そんな愛撫を幾度か繰り出して、そうやって背筋を往復する指先の動きを奈津子に覚えさせた後、マモルが奈津子に悪戯っぽく囁いた。

「ねえ、奈津子ちゃん…今、とってもエッチなこと期待してるでしょ?…今、背筋を撫でてる俺の指先が、いつかは奈津子ちゃんのお尻のワレメに滑り落ちて、奈津子ちゃんのお尻の穴をくすぐってくれるんじゃないかって…」

 果たしてこの時、奈津子がそんな期待を抱いていたのかどうかは分からない。

 ただ何にせよ、奈津子がその行為それ自体に思いを及ばせたのは確かだ――マモルがなおも指先を背筋で往復させながら、続けた。
 
「奈津子ちゃん、本当はもうドキドキしてるんじゃないの…?『そろそろかな…?そろそろ、お尻の穴をくすぐってくれるのかな?』って…?フフフフ…」

 奈津子は何も言葉を返さない――そもそも口はヒデアキのペニスで塞がれているのだから『言葉を返せない』と言った方が適切なんだろう。

 またマモルにしても、奈津子の返答を求めている訳でもなく、次にはひとり思い悩むような感じで、呟いた。

「どうしようかな~?…そろそろお尻の穴、くすぐってあげようかな…?だって奈津子ちゃんのお尻の穴、きっとウズウズしてるよね?…フフフ…」

 然る後、マモルは決断を下して、それを奈津子に伝えた。

「よし…じゃあ、あと四回、背筋を撫でてから、五回目の時に、この指をお尻の穴まで届かせて、いっぱいくすぐってあげる…フフフフフ…奈津子ちゃん、楽しみにしててね…」

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