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体育倉庫のハイエナ
第33章 33
 しかし、ここで取り分け喜んだのは、ペニスを奈津子に咥えさせているヒデアキだった。

 ヒデアキは、嬉々として叫んだ。

「すげえよぉッ!この女、尻の穴を突かれるとグイグイ俺のチ×ポに吸い付いてくる!!」

 続けてヒデアキは、マモルに向かって言った。

「マモルッ!もっともっとこの女の尻の穴、突いてやってくれッ!」

「了解ッ!」

 マモルは意気揚々とそう返事をした後、ヒデアキの嘆願通り、奈津子の肛門を突く指先の律動を速めた。

 すると比例して、奈津子のはしゃぐ声も一段と甲高く、そして大きくなった。

「ムフゥゥン!ムフフフンッ!――ムゥフゥン!ムフフッフンゥゥン!!」

 一方で、ヒデアキの目論見も成功しているらしく、射精への欲望が生まれたらしい――ヒデアキは奈津子に向かって、一方的に告げた。

「おい、口の中に出すからなッ!」

 然る後、ヒデアキは両手で、奈津子の髪をしっかり掴んだ。

 そうやって、奈津子の頭を固定した上で、自身の陰毛に奈津子の顔を叩きつけるように、腰を前後に動かし始める。

 その腰の前後を幾度か繰り返した後、なおも悶える奈津子の口内に、ヒデアキは白濁を放出した。

 そして長く奈津子の口内に収めていたペニスを、ようやくそこから引き抜いたのだけれど、その直後に響き合わったのは、口元を解放された奈津子の、賑やかな喘ぎ声だった。

「ああんッ!あぁんん、あぁん、あぁぁんッ!――あぁん!あぁん!あぁん!」

 その喘ぎ声は、長いこと鼻息でしか喘ぐことが出来なかったせいか、純粋な喜悦に満ち溢れていて、奈津子はそんな喘ぎ声を撒き散らしながら、同時にたった今出されたばかりのヒデアキのザーメンを、口の端からダラダラと垂らした。

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