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体育倉庫のハイエナ
第45章 45
 そんなマサムネの主張は、どこまでも自己中心的で、また矛盾に満ちている。

 これまでは好きなだけペニスを勃起させては、奈津子の秘部への挿入なり奈津子のフェラチオなりで射精を楽しんだはずだ。

 そのくせ今の言い草は、あたかもペニスの勃起が、奈津子から被る迷惑のような口ぶりだ。

 さらに言えば、本当にペニスを勃起させたくないのなら、今すぐ奈津子の口元から肛門を退ければいいだけのことだ。

 でもマサムネにそうする様子は全くないし、マモルとヒデアキにしても、乳首への愛撫は続けている。

 挙げ句、奈津子は“自転車のペダルを漕いでいるように”両足を動かしながら、

「うむむ~~んっ、むふぅぅぅん、むむむぅぅんッ、うむっ、うむむぅぅぅん…」

と、悶えるしか出来ず、そのうちにマサムネが舌打ちして、さも忌々しそうに呟いた。

「チッ…またチ×ポが、勃っちゃったじゃねえか…?」

 すろと、奈津子の乳首をくすぐっているマモルとヒデアキも、自分のペニスの再度の勃起を、奈津子に告げた。

 その上で二人は――マサムネに迎合したんだろう――自身のペニスの勃起が、奈津子の過失であるかのような言い方をした。

「お前が、ビンビンの乳首を見せつけるからだぞ…?だからまたチ×ポが、勃っちゃったんだよ…」

 ヒデアキは口元に細やかな笑みを浮かべて、そう奈津子を責めた。

 一方、マモルは、

「奈津子ちゃんだけ、乳首をビンビンに勃ててたら、恥ずかしいでしょ?…だから僕も、チ×ポを“勃ててあげた”んだよ?」

と、相も変わらず恩着せがましい主張を述べた。

 こうして、なおも秘部に突き刺しているレンヤを含めて、四人はまた揃ってペニスの勃起に至った。

 でも正直に言って、そのこと自体――各々がまたペニスを勃起させたこと自体――は、僕からすれば、特に驚くようなことじゃなかった。

 しかしながら、その後の展開は、流石の僕も信じられなかった。


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