この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
体育倉庫のハイエナ
第53章 53
 そもそも奈津子を“獲物”として犯す企画を発案したのは、マサムネだった、

 聞いた話によるとマサムネは、数日前に校内のどこかの廊下で奈津子とすれ違って、その時に奈津子を犯すと決めたらしい。

 時に僕は今までにも、奈津子の顔を何度か見かけたことがあって、以前から奈津子の存在は(存在だけは、と言うべきなんだろう)知っていた。

 前にも少し触れたけど、無邪気な笑顔が可愛らしい、素直そうな女の子だと思った。
 
 それが、僕の奈津子に対する今までの――今日の夕方までの――印象だった。

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 

 だけど、今の僕の前にいる奈津子には――だらしなく口を開けて鼻の下を伸ばし、白目を剥いている奈津子には、嘗てのような魅力は、まるで感じられなかった。

 奈津子はその魅力を、この夕刻の一時の間に、四人の男達にすっかり破壊されてしまったみたいだ。

 でも、以前のような魅力的な奈津子よりも、今の魅力を失った”死んだ羊”のような奈津子のほうが、僕には都合よかった。

 臆病で気が弱くて、おまけに根暗な僕には”女の子”は怖くて、抱くことが出来ない。

 だけど、”死んだ羊”なら、罪悪感なく犯すことが出来る。

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 


 僕は奈津子の裸体を眺めながら、着ていた制服と下着を、ゆっくりと脱いだ。

 然る後、もうずいぶん前から勃起しているペニスを平然と晒して、奈津子に飛び掛かった。 

/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ