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体育倉庫のハイエナ
第1章 1
 その奈津子は、ブラジャーを引き千切られると、いよいよ声を張り上げて、僕たち三人に訴えた。

「お願いッッ!許して下さいッッ!こんなこと、しないでッ!許してッ!、許してぇぇッッ!」

 でもこの時には、もう僕の関心は奈津子の悲鳴よりも、目の前にあるバストに、引き寄せられていた。

(うわぁ…奈津子のおっぱい、顔に似合わず、デカいなぁ…)

 奈津子は、その顔立ちはまだ小学生の女の子みたいだったけど、カラダのほうは何歩も先に成長の階段を登っていた。

 並んだ二つのバストは、突き立ての餅を臼からドスンと落としたみたいだった。
 
 真っ白で、見るからに柔らかそうで、また大きいからこそ、胸の上から零れ落ちそうに弛んでいた。

(触ってみたいなぁ…思いっきり鷲掴みにして、ムニュムニュって揉んでみたいなぁ…)

 でも僕は、奈津子のバストに触ることは許されていない。

 レンヤとマサムネが僕に与えた役目は、奈津子の制服や下着を剥ぎ取って、奈津子を素っ裸にすることだ。

 だから僕は、奈津子のバストに触ってみたい気持ちを抑え付けて、その役目を続けた。

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