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イキ狂う敏腕社長秘書
第11章 【静かに狂い咲くように】





「あの、課長……此処は?」




「俺の家」




やっぱり……お互い行き来はしない約束だったじゃないですか。
かなりの高層マンション。
どんどんエレベーターが上がっていく。
乗る前も拒んだのにキスで抗えなくされた。




住人に出くわさなくて良かったね。
さすが高給取りの一人暮らし。
タワマンなんて女はイチコロだろう。
たくさん連れ込んだでしょうね。





「言っとくけど女性を家に入れるの初めてだから」




「え……?」




聞いてもないのに言ってくるのは牽制?
別に……そうですか、て感じ。




「初めて逃したくないって思った……魚住の件は反則だろ……計算ずくか?」




「さぁ……どうなんでしょうね」




「あんな不意打ちはズルいぞ、早くこうしたくて仕方なかった」




階ボタンが点滅して扉が開くまで激しいキスに見舞われていた。




「いや、本当に今日は無理…っ」




エレベーター降りてすぐの部屋だなんて。
簡単に解錠して中に連れ込まれる。
お酒も入っているからか足元がおぼつかない。




ちょっと……さっきより激しいキスやめて…よ。
スカートも捲り上げて身体を触る。




「ハァハァ……本当に今日はやめといた方が良いですよ」




「どうして?生理か?」




「いえ……」




「じゃ、抱かせろよ……我慢出来ねぇ」




「課長………私が彼氏居るって言ったの覚えてます?」




首筋に唇を這わせながら相槌を打つので話を続ける。




「アレ…………本当ですよ」




ピタッと動きが止まって顔を上げれば至近距離で目が合う。




「もしかして……課長のことだと思いました?」




「え……?」




みるみる眉間にシワが寄っていく。
あれ?怖気付いた?




「私の彼……凄い独占欲強いんですよ」




「え……誰のこと?」




教える訳ないじゃないですか。
口が裂けても言いませんよ。




「私たちってセフレですよね?だから言う必要ないと思います」




「その彼氏と会うから今日は無理だって言ってるのか?」




「そうですね……そう思って頂ければ」




「今日は帰さない……俺の傍に居ろよ」











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