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想い想われ歪なカタチ
第3章 3
「やめてよおっ!!」


私は叫んで腰をくねらせた。何か変だ。避けているのにイヤラシイ。
なかが、ねっとりとしてるのが自分でわかる。
流牙の指の触れてる場所は一箇所だけな筈なのに、その甘い刺激が身体中を支配してる
触らないで!私がどうかしてしまう・・・


「やめて欲しけりゃ―― わかっているだろ?」


「・・・ぜっ・たい・呼ばないっ・・ッッ・・」


言った後で、すぐ後悔。
冷たい流牙の笑い声が聞こえたから。


「くっく。それでこそ伊吹だな」


流牙は苦笑すると、私の中にずぶぶと指を沈めた。


「ひゃあ!! ああっ・・・あっ・・・
 動かさないで 動かさないで!お願い!!流牙・・」


初めて、自分の内側を触れられる感覚に私は怯えた。
ぬるぬるとした液体を掻きとって、流牙の指が私に差し込まれて掻き混ぜる。
触れるところに、蕩けた今まで味わったことのない刺激が走る。
何だかじっとしてられない。
ぴくぴくと 流牙のひざの上に全身を預けたまま、悶える私に
流牙の声が面白そうに降り注がれる。


「俺に、何かものを頼む時は、『~してください、ご主人様』だろ、伊吹?」


「ひゃ あっ・ふぁっ・・・」


なんだかすごく――― 流牙の指は、私の気持ちよいところを擦る。
くちゃくちゃって、言ってるよ・・・何か食べてるんじゃ・・ないんだから そこ 変。
い・や 気持ちよくなって・・きてる。
私の中を こすったりしないで。熱くって、変としか言い様がない。
流牙の指は、時折ちゅるんと抜けて、私の割れ目を丹念に這った。


「はう!!」


濡れた裂け目の切れ間あたりに位置する硬い突起のある場所を、流牙の指はしつこく触れて
その度に腰の砕けるような快感が、湧き上がって下半身をふやかした。


「伊吹は初めてだからなぁ。やはりここが一番気持ちイイかな?」


その、快楽を芯にしたような突起を、流牙は指の腹でこすりつけてきた。
指が、ぬるぬるの液体でまみれて、その硬い突起と滑りあって摩擦しあう。


「ふあ!!く・あああぁ!! やあ・・そこッ いやあ!!」


「嫌 じゃなくて、気持ちいいだろ?伊吹?
 白いお尻がふるふる震えて、可愛いったらありゃしないねぇ。
 なんなら、このままイかせてやってもいいけど?」

「あっ・・ああ・・」
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