この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
猫彼女。
第4章 cat.4

「、つっ……」

突然走った痛みに思考が止まる。

息苦しさを訴えるかのように、
俺の両肩を押さえていたえりさの手。
その爪が食い込んできたんだ。

普段のえりさは、深爪かってくらい短く切り揃えている。
それは紛うことなく、施設利用者さんへの配慮だ。

今は猫らしく、爪も伸びてきてるんだ。
口の中は変わってなかったのに。

歯が猫みたいになってたら、
今頃俺の舌は傷付いて、血まみれになってんだろうな。

待てよ?これ、舌が猫みたいにザラついてたら?
俺の が舐められたら、どんな感じだったんだろ。

──なんて、バカな妄想をしながら、
少し顔を離した位置で舌を交じり合わせる。

「ん……、はっ……ぁんっ…」

えりさの甘い声も、ピチャピチャいう唾液の音も、余すことなく耳に入ってくる。



「っ、…敦士……」

夢中になっていたら、ふいに呼び掛けられた。
目を開ける。
えりさはまっすぐ俺を見ていた。


「…さわ…って……?」

その言葉に視線を下らせていくと
いつの間にか邪魔なシャツは捲り上げられていて
えりさは生まれたままの姿を晒け出していた。
/50ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ