この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひととせの自由
第5章 Ghost White

『ここでは先生が正義です』

田中くんから言われた言葉。
それを間違いなく一番信仰(?)しているのは、この人。
田中くん本人だ。


四季先生の下で事務員して、四季先生のためにご飯作って、四季先生より後に寝て、四季先生より先に起きて、四季先生の命令には絶対服従。…なんなんですか?お犬様の鑑ですか?
何がアナタをそこまでさせるんですか?


「じゃ、最後は机に手をついた立ちバックで〆」
「承知しました、先生」

四季先生は四季先生で、楽しそうに言い付けるし。
田中くんは田中くんで、アッサリと従っちゃうし。なんなの?

ほら田中くん、繋がったまま(この言い方やだな)抱き上げたお姉さんを立たせ、先生に言われたまんまの行動を取り始めた。


「あ〰〰…っ…、ああんっ、やっ、ううぅ…っ!!」

机どころかお姉さんまで壊れるんじゃない…!?ってくらいの勢いでガッタンガッタン揺さぶって。
やがて、お姉さんは一際大きく全身を跳ねさせたのを最後に、力なく机上に倒れ込むと…動かなくなった。


「あれれ。トんじゃったね」

腰を上げた四季先生は、のーんびりした言い方と動作でお姉さんに近付くと、ぐっちゃぐちゃに乱れた髪を掻き上げ、閉じられた瞼を親指の腹で押し上げたり脈を診たりし始めた。

え…ウソ、気絶、した?
セックスして気絶する人、初めて見たよ…

「ま、じき目覚めるでしょう。田中くん、お疲れ」
「ありがとうございます、先生」

ちょい前の激しさが嘘みたいな静けさで返し、田中くんはさっさと後片付けを始めた。
お姉さんはベッドに寝かされ、スヤスヤと安らかに眠ってらっしゃる。ていうか、ナース服返してくれ。
/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ