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熊猫彼氏。
第4章 熊猫彼氏。
「うん…わかった」
考えてみれば、そもそもこの着ぐるみは子供の相手をするために宛がわれたもの。汚れんの前提じゃん。『飲み物溢されました』『汚されたんで軽く洗いました』で通せる。気付いた俺に逆らう理由なんか皆無。
「光太郎くん、だいすき…」
チンコを頬張って艶っぽい眼差しで見上げてくる樹里ちゃん。その反則的な可愛さだけでイッてしまいそうだった。いや、マジで。
────────
口は第2の性器って言うんだってね。
あれってすごい的確な表現だと思う。
樹里ちゃんの口の中は狭くて熱くてうねってチンコに絡み付いて。挿入れた時と大差ない。そのうえぴっちゃぴちゃ音を立てて這い回る舌。とろけそうだった。
「んっ…あ、…うっ…!」
「光太郎くんのえっちな声、だーいすき…」
漏れる喘ぎ声。でもそれくらいヤバイ。樹里ちゃんもうっとりした顔してるし(かわいい)
「っ、あ…!」
俺の気持ちいいとこを知り尽くしてる彼女は、そこを的確に狙ってくれる。カリ先端の窪みは固くした舌先でグリグリされるし、脈打つ棹の部分は絶妙な力加減で握られ上下に扱かれて。
たまに上目で見てくる彼女と目があって。声も先走りの液も止まらない。気持ちよすぎる。ヤバイ…。
「樹…待って、出ちゃ…」
「ふぃーほぉ…」
いいよ。それはこのまま咥内での射精を許すもの。この快楽に包まれたままイッちゃえるって、どんだけ幸せなんだろう、俺。
着ぐるみの股間は樹里ちゃんの唾液で既にビッショビショ。でもまあまだ時間はあるし…ドライヤーでも乾かせるね。うん、大丈夫だ。
「あっ…っ、イく…っ!」
「ン……ッ」
解き放つ瞬間は最高に気持ちいい。
それに樹里ちゃんにこんなことできるのは俺だけって思うと堪らなく幸せな気分になる。
喉の奥まで一気に届いてしまったか、樹里ちゃんは一瞬だけ眉を寄せ苦悶の声を漏らした。
けれどすぐに恍惚の表情になり、イッたばかりのチンコを慈しむようにねぶりながら、優しい力で吸い付いてきた。まるで最後の一滴まで絞り尽くすように。
「ぅ…わっ!樹里ちゃ…」
変になる。膝ががくがく震えて、立っているのがやっとだった。
「きもちよかった?」
放たれた精液を所謂『ごっくん』してくれた彼女は、小首を傾げながら聞いてきた。唇の端から細く垂れた唾液か精液かが艶かしい。俺はもちろん頷いた。