この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
メンズミーティング
第21章 ここまでバカとは思わなかった。

画面の中には、肩紐はずらされ、裾はたくし上げられたはしたない姿で横たわる未結。

改めて見…なくても、この子本当にキスマークだらけだな。ボンクラの単純さがよくわかるよ。

……。

「ひあっ!」

かわいい悲鳴。…ごめんね。一気に突っ込んだもんね。ここにもボンクラの感覚が残ってたから、鬱陶しくて。

でも未結が背中を反らせてくれたお陰で、未結の一番大好きな、一番奥まで届いた。…いっぱい突いてあげる。

温かく湿って、柔らかいのにきつい、未結の中。どんな動きをしても…それ以前に、包まれただけでも気持ちいいんだから堪らないよね。
挿入れてるだけでも幸せ なんて言ったら笑われるかな。


「…ほら。感じてるのも繋がってるのも全部写ってるよ」
「あぁんっ、やっ、ぁんっ、やらぁっ…」

未結は何処までも素直でかわいい。俺の言葉を聞いた瞬間、中がキュッと更に締まった。
未結が一番悦ぶ場所はわかってる。だからわざとそこばかり狙って、鳴き叫ばせる。強弱をつけて、緩急をつけて、とろけさせてあげる。

未結から少しでも、流星を追い出すように。


……そうなんだよ。本当なら、天秤に掛けられた時点で俺も流星も愛想尽かしてるはず。まして『ふたりのもの』なんてありえない。でも現実はこうだ。


なんでだ?それだけ好きだから?


「…っほら、見せて?いちばんかわいい未結」
「…っ…、ぁ…っ…あ───…っ」


…まぁ、それは今はいいや…。

未結も俺も限界だし、奇しくも『ふたりだけの秘密』が手に入ったんだから。


…ていうか、なあ、おい、流星。

俺ら揃って、狂ってるのかもな。


─────────☙


「何言ってんの?」


寝落ちた未結を部屋に残して、玄関先でスマホ握りしめて蹲ってたら。
エレベーター降りてきたボンクラが間抜け面で見下ろしてきた。…うるせぇな、俺いまちょっとつらいんだよ。


スマホの黒画面を見ながら溜息ついた。


未結の自己紹介入りハメ撮り動画。
撮ったはいいけどこれ、どうすんだよ。


未結にデータ預けるのは怖すぎるし(ごめんね)、何処に保存したとしても存在する限り流出の危険性はある。



でも…消すのやだなぁ……


「…流星、お前ちょっと俺の事殴ってくんない?」

なに自分で悩みの種増やしてんだよ。
ああ、自分がここまでバカとは思わなかった。
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ