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第31章 日焼け止めのモニターマッサージ

俺は、たまたま見つけた裏サイトで
夏限定の闇バイトをみつけた。

運転席と助手席の後ろは、全フラットタイプのレンタカー内で
ナンパした女性に日焼け止めを塗る作業


車内の至る所に隠しカメラが設置されていて
日焼け止めを最後まで塗れたら女性一人につき報酬15万円

簡単な作業に見えるが
闇バイトと言われるのには理由がある。

提供されるオイルタイプの日焼け止めには
媚薬を混ぜてあるらしく…効果は絶大。


つまり、日焼け止めを塗って
ワンチャン犯せるって訳だ。

うまく最後までいけば、隠しカメラの録画データは
裏サイトで高額取引されるらしい。


ナンパした女性を犯せるかもしれないラッキーな事がある反面
捕まるリスクもある。


それよりも高額報酬に目が眩んで
俺は、用意されたレンタカーで涼みながら

海ではしゃぐ女子達を眺めては…誘い方を考えていた。


「グループか…彼氏持ちしかいねえなあ…」

海に一人で来る女なんて中々いる訳ないか…
1時間…2時間と時が経った頃


パラソルを重そうに持つ1人の女の子が現れた。


「お…」

周りに男の気配も友達の気配もない。
なれない手つきでパラソルを砂に刺して

レジャーシートを敷いては
サンダルを脱いで座り込んだ。


俺は、慌てて車を降りて…その女の子に近づいていった。


日焼け止めを塗るタイミングで試しにと声を掛けてみる。


「おねえーさん！良かったら最新の日焼け止めオイルのモニター募集してるんだけど…どお？」

「…日焼け止めオイルのモニター？そんなの聞いたことない」

初っ端から不審がられる俺。
まあ無理もない


「涼しい所で全身に日焼け止めオイルを丁寧に塗らせてもらうだけ。んでお姉さんの感想を聞きたいわけ」