この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第18章 疼き③
 何と返答したらよいのか困っていると、フィーネの右手首が掴まれ、顔の前に持ってこられた。

 自身の愛液で濡れていやらしい艶を放つ指が映る。

「慰めていたのか? 自分で」 

 言い当てられ、フィーネはぎゅっと両目を閉じると小さく頷いた。言葉として口には出さずに済んだが、恥ずかしすぎて視線を合せることが出来ない。

 深いため息が耳に入った。

(きっと淫乱な女だと、呆れていらっしゃるんだわ)

 ため息に含まれた意味をそう受け取ると、さらに身を小さくした。
 しかし彼の口から洩れた言葉は、フィーネが想像したものではなかった。

「まったく……こちらもどれだけ我慢していたと思っている……」

「あ、あのぅ?」

 言葉の真意が分からず聞き返したが、魔王はそれには答えず、フィーネの指についた蜜を舐めとった。

 細い指に舌を這わせ、一滴残さず丁寧に拭っていく。
/528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ