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第14章 忠誠④

「やっ、あ……いけませんっ！　そ、そこまで責められたら……」

「どうなる？　もっと見せてみろ」

「だ、だめ……腰が……とめられなく……んぁっ！」

　蕾を強く吸われ、フィーネの言葉が途切れた。

　もう片方の胸は、大きな手で揉みしだかれ、時折硬くなった先端が指で弄ばれる。

　胸の頂からもたらされる気持ちの良い刺激と、下腹部を揺らされる深い刺激が繋がり、大きな快楽の波へと変わってフィーネを襲った。快楽を甘受するだけでは我慢できなくなり、さらに気持ち良くなろうと、腰の揺れる。

　拒絶の声を上げながら、嬉しそうに腰を揺らす彼女を嘲笑うように、硬い楔が奥深くに打ち込まれる。

　良いところを暴かれ、彼女を狂わせるようとするかのような集中的な責めに、身も心も飲み込まれる。

　やがて蜜穴の奥から湧き上がり、熱く溜まり続けた情欲が、激しい昂まりとなってフィーネの中で弾けようとした。