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Q 強制受精で生まれる私
第2章 1.0度目
 先生は私の威嚇をものともせず、検査という名の痴漢行為を遂行し続ける。今度は細長い綿棒みたいのを取り出し、私のぱっくり開いたままの、湿っぽいトンネルに向けて入れるのが見えた。しばらくすると不意に体の奥からぞりぞりとした、今まで経験したことがない感触が私を襲った。先生が棒を掴んでいる指をほんの数ミリ動かすだけでも、体がぶるぶる震え、嬌声が泉の如く沸きだしてくる。

「ひやぁ!!やだぁ。待っ、まって!!いつまで、こするのぉよぉ…これ!!むりぃだっ、てえぇ!!」

「精度を良くするために、多目に取っています。拘束しているとはいえ、あまり暴れられると子宮口を傷付けるかもしれませんから、しばらく我慢して下さい。」

「もう、うぅん!!けんさ、とか、ど、どうでも、いいいぃー!!…から…はやく、終わってよぉ!!」

 余りの刺激の強さに呂律も回らなかった。どれだけ力んだところで、淡々と繰り返される微弱な摩擦に、私はただひたすら身体を打ち震わすことしか許されなかった。

 先生が温い淫気を吐き出す窪んだ煙突から、綿製の火かき棒を引き抜いた時には、ねっとりと糸を引いていた。大事な所をごしごしされた私は、何も考えられずひたすら甘い吐息を漏らすしかできなかった。そんな私を放置して、先生は真剣な顔で私からほじくった物を顕微鏡で見ていた。

「はい、よく頑張りましたね、浜園さん。癌もウイルスの心配もなく、極めて健康的な女性器です。以上で検査は終了です。」

「はぁ…はぁ…」

「色々痛かったでしょうが、よく我慢できましたね。えらいえらい。今、クスコを外しますね。」

    
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