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Q 強制受精で生まれる私
第3章 1.5度目
「そ、それでもあなたといるよりは遥かにマシです!! 例え路頭に迷おうとも、私は出ていきます!! さようなら!!」

 そう言い捨てドアに手をかけたその時、私は後ろから先生に抱きつかれた。抵抗する暇もなく力強く抱き寄せられ、両手で体をまさぐってきた。左手は痛い位張った乳首を。右手はドロリと濡れた柔溝を。

「ちょ、なにしてっ。いや、離して!!」

「浜園さん。帰られるのも、訴えるのもあなたの勝手ですが、せめて今回の診察料は払っていただかないと困ります。」

「と、盗った財布から抜き出せば、うぅ!! いいじゃないですか!! どうせ、あなたが、もっているんでしょう!!」

 うごめく人肌の触手は弱った私を優しく、かついやらしく愛撫し、身体から力を吸いとってくる。先程の悪夢に等しい営みを思い出させるかの様なその動きに体は拒否反応を示すも、もがく度に熱が込み上げてくる。熱と共に加速度を増す指の動きに、私は早くも限界を迎えていた。

「こ、これ以上は。あぁ!! だめ。だめぇ!! もうむりい!! いっちゃ!!」

 明滅の先にある何かが再発しそうになった刹那、ヌポンという小気味良い発破音を響かせて先生は肉触手を引き抜いた。ひゃう!! と息を詰まらせて唸り、再び膝から崩れ落ちてしまう。

 すっかり広げられたアソコから部屋の空気が入り込み、火照りを冷やしていく。その冷たさが何故だかとても心地よく、体が震えが止まらなかった。

「色々あって動揺しているとは思いますが、こちらも医療費踏み倒しだけは、見逃す訳にはいかないんですよ。慈善事業ではないのでね。」

 性犯罪の押し売りの癖に何を、と言い返したいが溢れる快感に動悸が激しくなり、声にできない。

「支払えない以上、浜園さんには医療費分ここで働いてもらいます。うん。それがいい。どうせ帰る家も分からないでしょうし、丁度受付嬢位は欲しいと思ってた所なんです。」

 そうと決まれば、善は急げ。早速アパートまで向かいましょう。と言って先生は私の体を抱えて外の車まで運んでいく。

 勝手に決められた上、今度は拉致まで行う先生だが、今の私は抵抗しようにも膣内に火が灯され、焼けつく疼きに私はへそ下辺りを掌で抑えて鎮めることしかできなかった。
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