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第3章 出奔でござる！！〜家出とわたしと大好きなヒト〜

わ、わ、わ、

振り返るとそれはお相撲さんくらいの体格で
全身が緑色のファンタジー漫画とかで出て来る

「お、オークっ！？！…ヒッ！！！」

叫んだ途端身体が宙に浮いた。

「ぅわぁあああああっ❗❗❗😭😭😭」

怖くて大声で叫んだ。
しまった！！刺激した？？？　　

カバンが宙を舞って中身がバラバラと地面に叩きつけられる。

３年分割払いで買ったスマホが😱！！
可愛く元気な気持ちになりたくて明るいビビッドなピンクにしたお気に入りのわたしのスマホが…

カバンがある地面がかなり下に見える。

「なんだこいつメスか？？」

オークが口を利いた。

メスじゃないし女子だし！！

つかなんで言葉がわかるのかな
日本語話せるの？？

「メスの肉うまいからなあ。発情した後のメスは特に」

ちょっと待てや、食糧にすんなや？！

て…
マジ食糧ッスか？？？
てか、発情とか言わなかったこのモンスター？！！