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第3章 出奔でござる！！〜家出とわたしと大好きなヒト〜

ビリビリビリッッ！！！

オークはいきなりわたしのブラウスを力任せに裂いた


「いやぁあああああっ！！！」

宙に浮かんだままブラウスが引き裂かれてブラだけになる。
オークの力でブラまでずり下げられ、プルンと胸が露わになった。
暴れたらパンプスが脱げて、落下した。

怖い…

殺される…

イベント選択間違えてデッドエンド！？！

嫌だ食べられたくない！！

ジタバタしているとわたしの胴回りを一周するでかい手に力を込められる

「痛い痛いやめてよ！！バカッ！！」

「お前みたいなチビ肉にしか見えんぞ、ワシの好みじゃない、さっさと発情しろ、肉。」

意味わからんしー😭😭😭
散々な言い草だな？
肉はお前だろ！！！

て、発情？
さっきも言ったよね？

嫌な予感…

その瞬間、風がザザッと吹いて…

変なカタチの鳥が群れで現れた。

何あれ！？！！∑

そこにいたのは、どうみても男性器でしかないシルエットに
羽根が生えた、グロい生き物だった。