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第3章 出奔でござる！！〜家出とわたしと大好きなヒト〜

彼が強く突き上げる度に、

き、気持ちいいよう…
や、
や、
痺れちゃうよぅ…♡


クリも弄られて、力も入らない。
なすがまま…

昂りの挿入に合わせてルーさんの逞しい筋肉をぶつけられる。
パン！パン！！と肉がぶつかる音が激しい。
「アァァﾝ♡ァア♡♡ヤァァァァァﾝ♡」

ギシギシギシッ
ベッドが自分でも恥ずかしくなるような甘ったるいわたしの
止まらない嬌声と合唱してるみたい…

ルーさんは身を起こし、繋がったままの
わたしを抱き起こすと

そのまま斜めにわたしの身体を動かし、
わたしはまるでお姫さま抱っこの状態で彼と繋がっていた。

「ナノハナ…」　

ルーさんがわたしを見つめて名前を呼ぶ。

「…ジークルード…」

わたしも彼の名前を呼んだ。

彼の長い睫毛が伏せられ、綺麗な瞳が閉じられて。
そのまま優しくキスされる…

…ルーさん…
こんなに大事なもののように扱ってくれて
有難う……

柔らかで優しい唇と自分の唇を重ねながら、
わたしは幸福に言葉が出ない…

その体勢のまま彼はわたしを数度突き上げた。