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第4章 ヤンデレデレデレ行進曲！！でござるマジ笑えない…の巻

「こんな物頂けません…わたし、何もしてないし…」

断るとしっかり手を
ニュウさんの両手で握りしめられた。

「ナノさん、労働というお金に対する対価をしっかり払って生きてきた事、お金以上に対価に力を使ってきた事、もっと自覚しなければ。これはその練習です。」


「ニュウさんは、わたしの仕事を
見た事無いじゃないですか？」


わたしがまた好意を無駄にするような
ネガティブな発言をすると、ニュウさんは笑った。


「いい加減に働く人が、過労になんてならないですよ。さ、僕は色々と店を回りつつ営業もしてきます。ナノさんも好きな物を買ってきて下さいね。」


『いい加減な人は過労にナラナイ』

…そうだったのかな。

ずっと働き詰めだったけど、
確かに一生懸命だったよ。


ニュウさん、解ってくれてるんだ…

胸がじんわり温かくなったよ

…ありがとう、ニュウさん。