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第2章 歩けないでござる！！オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

ルーさんは戻ってくると、

「ヤダアタシったら！！オトコじゃなかったわ。」

と、慌ててまた部屋を出ていった。

湯気が立ってるスチームされた暖かほわほわタオル♪と乾いたタオルを持って、慌ただしくまた戻る。

ご足労お掛けします……


「ハイ、ナノちゃん、キレイにしましょうね！！」

まさか……

まさかのマッカーサー♬♬

あまりに奇想天外な展開に、頭の中で盆踊りが始まった。

ぐ〜るぐるぐる♪あ、ソレ！！

「女のコはお手入れが大事よ！」

「タオル有難うございます、借りられますか？？」

受け取り、せめて自分で拭こうと体勢を変えたら、イヤなやつがまた来た。

ドドドドドドドドド

………息が…息が苦し・・・

「ダメよ、アンタ今絶対安静なのよ？？アタシじゃイヤだろうけどカンゴシさんだと思って、ね？」

「うぅ…」


少し動悸が収まるまで待って、新しくまた蒸しタオルを運んで来てくれたルーさん、申し訳なかよ…


こんな時、どんなカオすれば良いのだろう。