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第2章 歩けないでござる！！オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

「…それは…それに、大好きな人ならともかく。わたしなんざただの厄介もので…」

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!∑

ヤバい、本音とはいえ陰キャ丸出しネガティブ発言
面接なら即落とされてるやつや…


怒ると思いきや、ルーさんは優しく笑った。

「アタシは、既にナノの事が大好きよ。」

そうしてルーさんはへたり込んだわたしの頭に、軽く屈むと優しいキスを落とした。

温かいにゃー♡♡

いや、洗ってないから汚いってばよ！！

てか、

え？
え？？
え？？？

ダイスキって…何？？？

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!∑∑

そうか、動物とかペットみたいなアレか。
そう、そのポジションに確定だ…

つか頭にキス…？接吻？口づけ？？？

や、ペットだから愛でられてんだわ。

でもでもでもでも
…刺激TUEEEEE！！！

「一息つきましょ、朝お菓子焼いといたの☆」

ヤバい…
ルーさんが万能過ぎて自分の無能っぷりが際立つ…

わたしは有無を言わさず床からひょいと抱っこスタイルで運ばれダイニングの手すり付き木の椅子に座らされる。

そして、少し歩いただけで甘い花の香りのするお茶とスコーンみたいな焼き菓子で、労われてしまうのだった……

世に溺愛ブームが来てるのは、こうゆうことか…