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甘い復讐
第14章 公開処刑4日目 夜

「それでは。」


緑色の仮面の紳士は、低く穏やかな声でそう言った後、サーベルを翻し、マルセルの臍を刺し貫いた。


「んぐっ!!!」


マルセルの身体が、ビクンッ!と震える。


「…あっ!!…ぐっ…!!!」


緑色の仮面の紳士は、ぐっ!と力を込め、サーベルを深く押し込んだ。
サーベルが、ズズっと身体の中に捩じ込まれていく。
マルセルの身体を貫通し、そのまま、根元まで押し込まれた。

「あっ!ひっ!あ゛っ!」

身体がビクッ!ビクッ!と震える。

鋭い痛みが身体を貫くと同時に、下半身がズクンッと疼く。


「以前より、臍にナイフを刺し、気持ち良さそうにされていたので。せめて、苦痛だけで無く、快楽を。」


緑色の仮面の紳士は、マルセルの耳元でそっと囁き、サーベルをグリグリと何度か左右に回した。


「ぐっ!あっ!!あっ!!」


マルセルは、何度もビクンッ!ビクンッ!と身体を痙攣させた。

必死に耐えようとしたが、下半身の疼きが止まらない。



「や、…やめ…ろ…」

グジュ…、グジュ…、グジュ…

腹の中が熱い。

ビクンッ!ビクンッ!と下半身が震える。

「…ん!ぐっ!!…あっ…あっ!」

込み上げてくる快楽と鋭い痛みに、マルセルの顔が歪む。


緑色の仮面の紳士の身体で隠れて、誰からも見えないが、マルセルのペニスは強く脈打ち、反り返ってしまっている。


ズグッ!


緑色の仮面の紳士は、それを見てサーベルを勢い良く引き抜いた。


ドビュッ!ドビュッ!


マルセルのペニスから、精液が飛び散る。



「相変わらず吸血鬼どもは変態なのか。」

「腹を刺されただけでイクなんて。」



観客達の嘲笑が聞こえくる。


「…こ…殺せ!いっそのこと殺せ!殺してくれ!」


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