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甘い復讐
第14章 公開処刑4日目 夜
「それなら、自分でやれば良い。」

そう言って、これまで見ていたロバートが、トーマスの手枷と鎖を外た。

トーマスは、両手が自由に成や否や、張形を掴み、根元まで突っ込むと、そこでグリグリとこねくり回した。

腹の奥の熱っぽい疼きを解放させたい。

ぐちゃぐちゃにして、壊してしまってでも解放させないと、気が変になりそうだ。


「どうだ?これも使ってみるか?」


そう言ってロバートは、手に刃渡り15cm程のナイフを手渡した。

腹の奥の疼きは、張形で中を掻き混ぜても一向に収まらない。


「…はぁ…はぁ…はぁ…、こ、これ。」


トーマスはとろんとした目で、手に持ったナイフを確めるように見て、ぐっと握り直すと、自身の臍の下に一気に突き刺さした。


「んっ!ぐっ!!!!」


そして、そのままナイフをグリッグリッと捻り、腹の中を掻き回すと、気持ち良さそうに何度も絶頂を迎え、身体を仰け反らせた。


「気持ち良いか?」

「…はぁ…はぁ…はぁ…、き、気持ち、…んっ!良い…」


トーマスは、とろんとした目で、ロバートの方を見て、何度も頷いた。
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