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甘い復讐
第16章 公開処刑5日目 夜
5日目の夜。
サラは他の3人とは別に、アルバートの屋敷まで輸送された。

屋敷に着くなり、サラは無理矢理口を抉じ開けられ、獣の血を与えられた。
すっかり傷が治ったサラは、全身を洗浄され、今までとは異なる部屋に運ばれた。

緑色の壁に何枚も絵が掛けられている。
蝋燭が部屋の中央のテーブルと壁沿いに、何個か置かれているが、部屋を照らすには少な過ぎて、余り見えない。

それでも、暗さに目が慣れてくると、壁に掛けられた絵は、全て同じ女性であることが分かった。

まだ呆気なさの残る、少女と言っても良いぐらいの年齢の絵の中の女性は、どれも明るく穏やかに、無垢な笑顔をサラに向けていた。

拘束され、全裸で開脚椅子に乗せられたままの自分の惨めさを、より一層感じてしまう。
そのまま、暫く部屋で待たされていると、ほどなくしてアルバートが、部屋に入ってきた。

アルバートは、静かに扉を閉めると、サラの前に立ち、

「こうやって話すのは、初めてだな。」

と呟いた。



「名前。お前の名前はなんと言う?」


今までのアルバートとは違う。
サラは名前を聞かれただけなのに、少し戸惑ったような表情を浮かべた。


「…サラ…。」


サラは、暫くの沈黙の後、小さな声でポツリと言った。


「サラか。
サラ。
この絵が誰だか分かるか?」


アルバートは、部屋に掛けられた絵を差した。


「この絵は、俺の妹の絵だ。
そう。お前の父親に殺されたな。
お前をここに連れてきたのは、妹に吸血鬼が苦しむ様を見せてやろうと思ってだ。」


薄暗くて気付かなかったが、部屋の隅には、張形やナイフが置かれた見慣れた台が既に準備されていた。
それを見てサラは、恐怖に顔を強ばらせた。


「まずは、お前の大好きなこれからだ。」


アルバートは、極太の張形を手に取り、固く閉じた
割れ目をすーっと張形でなぞった。


ビクッ!ビクッ!


なぞられるだけで、十分に開発されたサラの身体は、はしたなくビク付いてしまう。
そして、あっという間に奥からは、愛液が溢れ出す。


「サラ、お前の汁で張形がベトベトだ。
すっかりやらしい身体になった。」
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