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甘い復讐
第1章 序章 -アルバート-
これまでに分かったことは、

① ここ100年以上、実は殆どの吸血鬼は人の血を吸わず、森の中の何処かや、洞窟等に小さな村を作り、鹿や猪など獣の血を糧とし、暮らしていること。
また、人の血を吸うことや人を殺すことは、掟として禁じていること。

② そんな中、一部の吸血鬼はそれを良しとせず、人間の血を吸い続けていること。

③ マリアを殺した吸血鬼は、そんな考えの1人で、名前はジェレミーと言い、サラという娘がいること。

④ ジェレミーは、人の血を吸うので、村を追い出され、今は何処にいるか分からないが、娘のサラはアルバートの領地にある森の中の村に1人で暮らしていること。

⑤ そして、サラは仲間の吸血鬼と共に、月に2~3度、アルバートの住む城がある街に、酒や毛皮を売りに来ていると。

⑥ また、吸血鬼の生態として、吸血鬼は基本的に不老不死で、生まれて50年ほどが経過するまでは、日光、ニンニク、十字架に弱く、若い吸血鬼はそれで殺すことが出来るが、50年以上生きている吸血鬼に関しては、銀製の弾丸を心臓に撃ち込むか、銀製の剣で心臓を突き刺すことでしか殺せない。

ということだった。




ここまで分かれば、もう少しだ。

アルバートは、次にサラが街を訪れた時こそが、復讐の始まりだと決めた。
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