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甘い復讐
第12章 公開処刑3日目 夜
舞台下の部屋に戻されたサラ達4人の姿は、酷いものだった。

めちゃくちゃにされた腹の中は、ミンチ肉が詰め込まれているようだったし、それが腹の外にも溢れ出ていて、床は辺り一面血の海になっていた。


「…あ゛…あ…あ…うっ…」



皆、ピクッピクッと微かに身体を痙攣させながら、小さく呻いている。


「よし。

今日はゆっくり休んでくれ。こいつらは、ここにこのまま放置する。
今夜は私の家の者がこいつらを見張る。

さて、この傷は今夜中に治るかな?
これだけ痛め付けられれば、さすがに直ぐに再生とはいかんだろ。

あと、それだけではつまらないだろうから、お前達の大好きなこれも用意してやったぞ。」

そう言って、アルバートは太く長い張形を取り出し、サラとロイスは膣に、マルセルとトーマスは尻穴にズブリと突き刺した。

もっとも、4人ともめちゃくちゃに腹の中を破壊し尽くされており、入り口だけはあるものの、張形が挿入された先はぐちゃぐちゃになった肉塊だった。


4人とも挿れられた時にビクッ!と反応したが、その後は相変わらずか細く呻いているだけで、殆んど反応しない。

「後は任せたぞ。
気を失ったら、この気付け薬を使え。」


アルバートは、部屋の角で待機していた男に言い、ゴードン達4人と部屋を後にした。




残されたサラ達4人は、地獄の苦しみと戦わなければならなかった。


痛い…苦しい…

腹の中を、炎で焼かれ続けられているようだ。

血が口から止めどなく溢れきて、呼吸すらまともに出来ない。

強烈な痛みと酷い酸欠状態は、サラ達の思考を麻痺させていった。
これが現実なのか夢なのか、段々分からなくなってきた。


「あ゛…あっ!あ゛…あ…ゴプッ…ぐはっ…。」


自身の呻き声ですら、遠くに聞こえ、サラはそのまますーっと自分も消えていくような不思議な感覚になっていった。


すると突然、


「寝るな。」


という男の声と共に、ツンとした強い刺激臭がし、強制的に現実に引き戻される。


いつの間にか意識を失いかけていたサラの鼻先には、気付け薬の小瓶があり、顔をしかめたくなるような強い臭いを放っていた。


「…んっ!がっ!…あっ…あ゛…」


意識を取り戻すと、また強烈な痛みと苦しみがサラを襲ってくる。
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