この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第12章 夜のお散歩

 だから晃に求められても浴室じゃいつも拒否しているのに、今、自分は何をしているのか。
 頭ではそう思うのに、挿入した指を抜けずにいた。晃が馴らしてくれる時の動きを思い出し、宵も指を動かした。
 先ほどよりも強烈な快感が背を這い上がってくる。

「ん……っ、ん」

 白濁を放って間もないのに、すでに宵のは勃ち上がっていた。
 思わず唇を塞いでいた方の手で前に触れた。

「あ……っ」

 その瞬間、電流を流されたような快感が走る。

(これじゃ、あいつより俺の方が変態みてーじゃん)

 晃を拒否しておいて、浴室で一人でしているなんて。皮肉なことに、羞恥や背徳感がさらに感度をあげているようだった。ダメだと思えば思うほど、したい欲求は高まる。

「あ……んん、んーっ」

 宵はきつく唇を噛み、どうにか声を抑えようとした。両手が塞がってしまい、口元を覆うすべがない。
 それでも手は止まらなかった。最初はおそるおそるしごいていた手が、どんどん速くなる。
 硬くなった宵のから、先走りが滲んだ。だが、絶頂は近いはずなのに、なかなかのぼりつめることができない。わずかに残っていた理性が、ギリギリの場所で邪魔をしている。
 前も後ろも、あと少し足りなかった。

「あ……晃……」
/495ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ