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Memory of Night 2
第3章 甘い遊戯

「下着も。裸になって」

 晃は再びベッドに座って宵に脱ぐよう促す。
 羞恥で震える指で下着も取り去ると、宵のそれはかすかに膨らみ、起ち上がりかけていた。

「もう反応してるんだ。さっきのキスで? それとも俺にこうやって責められて、興奮した?」
「いちいち言うなよ……っ」

 わかってるくせに、悪趣味な、と思う。
 晃から顔を背ける。それでも痛いほど、晃の視線が体に突き刺さってくる。体温が上昇していってしまいそうで、宵は無意識に右手で左腕をさすっていた。
 夕焼けに染まる部屋で、晃に裸体を晒している。

「後ろ、向いて」

 どれだけ正面から見られていたのか。今度はそう命じられ、まわれ右をする。同じように刺さる視線。なんだか身体検査でもされているような気分になる。

「ベッド、来て」

 促され、晃の隣に腰を下ろす宵。ようやく終わったと思ったのに、次の命令はさらに羞恥を煽るものだった。

「座ったまま両足を抱えて、宵の一番恥ずかしいところ、見せて」
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