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Memory of Night 2
第20章 秘密のお薬

 晃はすぐにソファーを立ち、寝室に向かった。衣装ケースの奥のアダルトグッズを漁る。
 宵に見つかると問答無用で全部捨てられかねないので、こっそりとネットで買って紙袋に詰め、隠しておいた。
 試したことのない小道具は幾つかあったが、しばらくアブノーマルはしないときっぱりと宣言されてしまったばかりなので、晃は宵本人が気付かなそうなものを選んだ。
 宵はほとんどシャワーだけだし、いつも十分足らずで出てきてしまう。
 急がなくては。
 晃は目当てのものを紙袋から取り、脱衣所で小細工をして、浴室のドアを開けた。

「……!?」

 ちょうど髪を洗い終わり流していた宵が、片目だけを開け振り返る。

「もう体洗った?」
「まだだけど」
「ボディーソープ終わりそうだからこっち使って」

 晃ははいこれ、と持っていたボトルを差し出す。

「……まだ半分くらい無かったっけ?」

 もともと浴室にあったボディーソープを取ろうとする宵。だが一瞬早く、晃が奪う。

「ほら、終わりだよ。片付けとくから」
「……ほんとに? ありがと」

 晃はにっこりと笑った。

「ごゆっくり」

 そうして浴室の扉を閉め、脱衣所を出た。
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