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Memory of Night 2
第20章 秘密のお薬

 媚薬が何倍も宵を淫らにしているようだった。

「ゆっくり腰、落として」
「ん、んっ」
「乳首、離しちゃだめ」

 両手を晃の腹につくと、宵は請うように晃を見つめた。

「触っ……て」

 掠れた声に、下半身を直撃された。

「可愛いおねだり、できるじゃん」

 晃は両手で宵の胸の突起を摘まむ。同時に刺激すると、たまらないのか宵は大きく背をしならせる。

「あ、や、だめ、ああああ……!」

 その瞬間、宵のから勢いよく白濁が溢れ、晃の腹にを汚した。
 だが晃は胸への刺激をやめない。

「あ、あん、やだ、晃あ……!」

 宵は晃の手首を掴むが、晃はそれを振り払う。
 イった直後の刺激は苦しいばかりだった。
 大きく息を弾ませ、晃の手から逃れようと身を捩る。入りかけた晃のを抜こうとした瞬間、両腕を掴まれ一気に奥まで貫かれた。

「……あああっ!」

 狭い入り口をこじ開け、晃のが入ってくる。
目の奥がチカチカして、一瞬そのまま飛びそうになった。
 宵の中はどろどろに溶けてやわらかかった。熱いひだが絡み付いてくる。

「宵の中すごく気持ちいい。……ごめん、つい手を出しちゃった。大丈夫? 奥まで入ったよ」

 宵は放心したような顔で、しばらく晃を見つめていた。

「中が馴染むまで何もしないから」
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