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Memory of Night 2
第35章 同室者

「待って、俺も行く」
「はあ? ガキは来なくていい、夕飯食っておとなしく寝てろ!」
「寝巻きで持ってきたスウェットだけど上着羽織れば寒くねーかな」
「聞け人の話を! 絶対に連れてかないからな! こっちは遊びじゃねーんだよ! やっとここまで来たのに、おまえに怪我でもされたらもともこもない!」
「……別に遊びとは思ってねーけど。平気平気」
「はあ!? なんで……」

 その時だった。部屋をノックされ、春加の言葉が中断される。
 春加がドアを開けると、防寒着に身を包んだアメリアが立っていた。

「Are you ready? 準備ハ、ドデスカ? ーーOh、宵! 一緒ニ行クノ?」

 部屋の奥に宵の姿を見かけたアメリアが、大きな声で呼ぶ。

「あ、いや、宵は……」
「行きまーす」

 春加の言葉を遮り、宵が答える。もう準備は終えていた。

「オッケー! レッツゴー!」

 変わらずのハイテンションで、去っていくアメリア。
 春加は一瞬頭を抱えたが、観念したらしい。

「途中まではアメリアの車で行く。そっから歩き。頼むから、怪我だけはすんなよ?」
「はいはい」

 二人はそのままアメリアの後を追い、急いで部屋を出た。
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