この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
訪問 パティシエSana
第16章 妻と愛人のひとり
 Ayaはドアの覗き穴から外を見ると、
「お父さんが、お父さん、、・・・」と言って慌てたのかガチャリと開錠してしまった。その音でドアノブを引っ張られて、ドアが少し開いた。それと同時に、
「お前は誰だー、何をするー」と声が室内に反響した。
「お父さん、如何したの~」とAyaが言ったのを遮って、
「出てくるなー、ドアを閉めろー」と背中越しに叫んで体で入口を塞ごうとした。
「どけー、コノヤロー」と言う声と共にまだ若い男が歪んだ鬼の形相で侵入しようと体を入れてくる。その時あの男がAyaを押しのけて前にでてその若い男を突き飛ばすようにドアごと外に出た。
 ダダーっと床を擦れる音とともに若い男が仰向けに倒れた。
 あの男は靴を突っかけて跳ねながら履こうとしている。
 若い男が起き上がって、ポケットからナイフのような物を出した。
「お前が男か、許さないぞ。殺してやるー」と叫んであの男を目掛けて突っ込んでくる。
 手にはナイフが光を反射して煌めいている。
「危ないーっ」と誰かが叫ぶ。
 あの男は肩から掛けていた設定用のカバンを掴んでナイフの方に向ける。
 若い男が直も突っ込んでくるので押されてあの男が覗けると後ろに居た男に当たってしまう。ナイフと後ろの男に挟まれて身動き出来ないあの男は力任せにカバンを跳ねると旨い事にナイフを跳ね飛ばした。
「ああっー」と若い男が言って飛ばされたナイフを拾いに行こうとする。
 あの男もナイフが飛んだ方へ行ことして若い男と交差した。
 その間にAyaにお父さんと言われた男がドアを押して、
「中から鍵を掛けてー、110番しろー」とAyaに言ってドア閉めた。Ayaは言われた通りにドアを設錠した。
 その間あっという間であった。
/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ