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訪問 パティシエSana
第3章 扉の向こう
 早苗は玄関の沓脱から電動歯ブラシ型を回収して、動かしてみる。と、鈍い音を立てて動く。そっと、股間のボタンに当てると内股が震え、体が反応した。いつもよりきつくて気持ちいい。立ったまま逝ってしまいそうになり壁に片手をついて震えた。そのとたん、あっと、言う間に逝ってしまった。ずるずると腰が落ちていくが、歯ブラシ型電マはボタンのうえのままである。
 そして、うずくまったまま、頭が白くなって何度も、何度も逝った。何回か目には上下の間隔が分からなくなり、体が空中に浮いたようになった。浮いたそのまま逝った。愛液は腿を、菊門をつたい、床を濡らした。

 癖になる。

 もうやめにしようとどこかで思っていても、やめられない。呆けたように、その魅惑の世界から抜けだせなくなった。ブーンと音が続いている。

 おかしくなる、おかしくなる。・・・。

 どこか白濁した世界からブーンとした音が大きくひびいた。はっとなって目を開くと飾り気のない見慣れた世界とである。それにしても殺風景な部屋だと見渡すと古びたレースのカーテン隙間から日が差して足元まで来ていた。もう夕方に近くなっている。腰の重い初老の女を思わせるようにゆるゆると立ち上がり、テーブルのティシュを大量に引き出して自らが生み出した水たまりと秘所周りを始末した。電動歯ブラシは止まっており、スイッチは反応しない。電池が切れたようだ。
 買い物に行こう。
 喉がわいた。空腹にもなった。昨日の夕方から何も口にいれてない。
 電池もない。
 キャスケット帽子を浅くかぶりサングラスと携帯を持って、そのままの服装で出かけることにした。が、洗面所のカガミを覗いてみて、ピンク系の口紅を軽くつけた。さらに、立ち止まってイヤリングも必要とピンクのハート型を選んだ。ついでに、秘所と胸をあけてブラの隙間から香水をプッシュした。辺りに甘いローズの香りが漂った。
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