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訪問 パティシエSana
第3章 扉の向こう
 上も下もピンクでハート。

 階段を下まで降り、通路に沿って通りにでた。歩くたびに揺れる。揺れてあそこを引っ張る。ジーンとして何かが分泌されて秘所が濡れる。伝って落ちるほどではない。陰唇がぬるぬると擦れるのが心地いい。菊門を絞めるとあの指を入れられた感覚がよみがえる。緩めて絞めると膣も連動する気がする。胸も張って、尖がったままの乳首を先頭に歩く。バストがゆさゆさと揺れて乳首が擦れる。擦れて痺れが電流となって体を巡る。
 普段は重いホイップボールを抱えているせいか猫背で蟹股になって、どすどすと歩くのが嘘のようである。別人のように膝を擦り合わせて股を絞めて歩く。ひざ丈下のギャザースカートを右に左に揺らして歩く。
 通りすがりの老人が振り返って目を細める。細めて、香を追いながら、口の中で言った。
「柳腰じゃあ、ひさしいのー」
 むろん早苗には聞こえなかった。

 指呼の間にコンビニに到着した。入口付近でたむろしていた若者の一人から口笛を吹かれた。生まれて初めての経験である。ピツピーという音で付近にいたおばちゃん達が一斉に振り返った。その先には、ノーパンでハートの飾りを揺らせたうら若き女が股間を湿らせ居る。早苗のいでたちはいたって地味で周りに溶け込んでいるのである・・・。
 誰かが自動ドアを踏んでくれて開いたままの入口を気にもせず店内に向かう。と、ぞろぞろ若者たちも続いて入って来た。若者たちを引き連れて買い物をしてレジに向かう。ニキビの店員が緊張している。手に持っていたサングラスを掛けて携帯をだして清算する。バーコードリーダーを持つ手が震えている。わざと口を半開きして、微笑んでからレジ袋も頼む。出口に向かうとドアが開いている。足が見えるからまた踏んでくれている。その足に、
「ありがとう」と言って微笑む。
 優雅に来た道を帰るが流石に誰もついては来ない。がしかし、わーわーと騒いでいる声が後ろから聞こえる。今までこんな経験はなかったと面白くなった。自然とにんまりした。
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