この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
訪問 パティシエSana
第17章 新店のお披露目
 そのシルエットが柔らかな朝日に影となってリズミカルにうごめき、やがて日が昇りはじめて女の肌を照らし始めた。薄影が消えて男と女の肌が日に輝いてくると漸く、粗い男の息のなかに女の声が大きくして、その声が静まった。が、まだしも女の胸は激しく上下に揺れて喘いでいた。
「いやー、久方ぶり。Sana」
「・・・、はぁ、ぐっ、ふぅー」と言葉にならないSana。
「大丈夫かい、疲れているようだね」とRinが覗き込んだ。
「だ、ダイジョブよ。わたしはね。たっ、ただし、こっちはどうだか分からないわ」と両手でお腹を摩って深呼吸したのであった。
「おなかの調子が悪いのかね」
「そうじゃないみたいよ。あなた様の種が根づいたみたいなのよ」と言って、にっと笑った。
「タネー。 タネて言うのは、いっ・・・」とRinは最後を飲み込んでSanaをじっと見たのであった。
「昨日、Minaにも言われたでしょうに。出来たってね」と睨んでSanaは言って続けた。
「あなた様は同時に、本妻と愛人に種付け出来て良かったわね。予定日もほぼ同じぐらいになるみたいですよ」「何だが体が重いのよ。今からそうなのかしらね」と独り言のように言いながら、Rinの鼻先に二重線になった試薬を見せた。
「・・・、ほ、ほ、ほんとうかー。そうなのか。へー、できたって、で、できたのかよ」と狼狽してRin。
「あなた様のお子様ですよー。俺は種無し、なんて言ってた割にはすんなりできましたよ。びっくりしたのよ実は、Minaと私。同居して幾らも経ってないのにね」
「Minaは喜んでいたでしょう。私にも出来るんだって」
「わたしは産んでから、あなた様にあげるわね。わたしは要らないから貰ってね」と言いながら脱ぎ散らかっていたのを拾いながら着た。なんとSanaは厚手に出来ている妊婦用ショーツを履いたのであった。
「もう少し、喜んでくださいね、パパさん」とお腹を摩った。
「出来てるのに、したけど。どうかな」と頭に手をやったRin。
 Sanaは乳房の乳輪を指さしてRinの首にぶら下がるように抱きつくと、
「うんー、本当に俺の種かなーって思うでしょうけど。あなた様としか交わってないから安心してくださいねー。第一仕事以外に何処にもお出かけしてないからねー、二人共ね」とわざわざ付け足して云ったSanaであった。
/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ