この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
訪問 パティシエSana
第10章 パートナー林
 休日も幾回を過ごし、代り映えしない日々が一か月ほど続いていたある日、ラボ長から社長が呼んでいると言われた。Sanaは随分と月日があいているので、新店の件が無かったことになった通知と理解した。それでも呼ばれたからと、素直に会議室に向かった。
 ノックして会議室に這入ると林社長の他に見知らぬ若い男も居た。 林社長は上機嫌であった。
「Sanaさん、随分と日にちが掛かりましたが、やっと本決まりになったよ、新店。」とにこやかに言って、
「え、決まったのですか」と意外そうにSana。
「だめになったと思ったでしょうね。そうそう、その立役者がこの方で、井上さんといいます」とSanaに向って言って、
「こちらは、弊社のパティシエでSanaです。新店を担当予定です」と井上と云う名の若い男に紹介した。
「紹介に預かったSanaです、でも早苗と云う名前が別にあります」とSana。
「そうですか、宜しくお願いします」と井上。
「井上さんがいなかったら話がポシャルところだったのです。出店するモールの店舗開発をされている方です」と林社長。
「今日は顔合わせ兼、製造ラインの下見をお願いしてますので宜しく。Sanaさん、ラボ長が呼びに来るまで井上さんの相手をしてください」と更に説明したところで、
「準備ができましたので、井上さんどうぞ宜しくお願いします」とラボ長が呼びにきた。Sanaも同行しようと会議室を最後に出かかったときに、
「Sanaさん、ちょっと残ってください」と林社長に呼び止められた。
「はい。そうですか」とSanaは振り返った。手招きしている林社長の向かいに座るように言われた。
/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ