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訪問 パティシエSana
第10章 パートナー林
 Sanaは時間より少し早く着いたので最寄りのソファーに座っていた。
 いよいよ、ことなるかという夜になった。が、しかし気負いのないSanaであった。指定されたのは、とある有名ホテルのロビーであった。一度帰宅して、シャワーを浴び、着替えもしていた。少しビジネスカジュアルな青いAラインのロング丈スカートを着ていた。ハイウエストが若さを主張していたが、男たちが騒ぐほどは目立っていなかった。それでも、凛として座っている姿は絵になっていた。
 Sanaは周りの辺りを見渡して見ると色々な人々が雑多に居るものだと感心していると、
「Sanaさん、お待たせしましたか」と声が掛かったので、見上げると林社長が目の前にいた。林は当然一人でやって来た。林が立ったままだったので、急いでSanaも立ち上がって挨拶をした。
「いえ、今参ったばかりです。お招きありがとうございます」と頭を下げた。
「では、この上のレストランを予約してありますので行きましょう」と促した。
 Sanaはバック以外に旅行鞄のようなものを別に持っていた。それを林は不思議そうに見たが何も言わずに先導した。先導しながら林はいきなりお泊りのつもりかと勘違いから苦笑いをしたが口には出さなかった。
 レストランは高級店ではなく、ビジネス客が利用するようなレストランであった。それでも、うやうやし対応してウエイトレスがオーダーを聞いた。林はおすすめのコース料理を選び、飲み物はビールを注文した。Sanaは飲めないのでノンアルコールビールを希望した。
「今日はビジネスの打ち合わせを兼ねたもので、忌憚なくお話をいたしましょう」と林が乾杯を促して会食が始まった。
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