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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
第4章 背徳と嫉妬の間には(二回目の貸出し、初のビデオ報告)
 この瞬間は、何とも言えない気分だった。公認且つ私自身の立案とは言え、朝帰り女房に対する非難の気持ちと、安全にそして何よりも無事私の元へ帰ってきてくれたことに対する感謝の気持ちと、まったく対照的な気持ちが複雑に絡み合い、私も次にかける言葉がちょっと見当たらず、ただ黙って彼女がコートを脱ぐのに手を貸した。


「あ、これ」


 そう言って、妻がバッグのなかから小さなメモリーカードを取り出して、私のほうに差し出した。


 私は、それをかすかな笑みを浮かべて受け取った。いまの様子からして、美香はこの中身をいまだに知らないでいるらしい。どうやら脇田はうまく事を運んだようだ。


 携行による手渡し意外を禁じられた貴重なデータ……美香自身のあられもない姿が記録されたカード……私以外の別の男と交尾に耽っている私の知らない妻の本性が晒け出されたメモリー……。


 私は、妻が無性に愛おしくなり、その場で彼女の身体をきつく抱きしめて唇を重ねた。


 美香も私を強く抱きしめてきた。ノーブルな香水の香りと成熟した女の薫りとが共犯し、私の脳髄に一撃を食らわせた。


 私は、その場で彼女のスカートのなかに手を入れた。


 剥き出しの素肌の感触がいきなり私の五指から掌へと瞬時に劣情の火を灯し、淫靡な官能の世界へと誘ってきた。


 言い付け通り、予め妻は車内かどこかで無粋な厚手のタイツ等を脱いでいた。


 ならばその律儀さ、健気さに応えよう。儀式の始まりだ。一切の寄り道をせず、いきなり薄いパンティーの上から割れ目を強く擦り上げた。


「ううっ……うぐっ……」


 妻が呻く。


 私は彼女の口を貪りながら淫裂を指で掻き分け妻の潤いを感じとると、少し荒っぽいほどの勢いでパンティーのなかに手を突っ込んだ。


「うぐっ……ぐぐっ……」


 美香はさらに強く私にしがみついてきた。パンティーのなかはすでにぐしょぐしょで、私の中指はたちどころにぬかるんでいた。


「あっ……あなたっ……あっ、いいっ……」

 おそらくこのぬるぬるは妻のものだけではないだろう。帰り支度を整えていざ部屋を出ようとした瞬間、再び互いにきつく抱き合い、口を貪り、淫部をまさぐり合い、そして下だけを剥き出しにして、またしても動物のように理性も忘れて激しく交わり合ったに違いない。いや、絶対そうに決まっている。
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