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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
第4章 背徳と嫉妬の間には(二回目の貸出し、初のビデオ報告)
 ひょっとすると私は神を欺き、主なるものの存在をも冒涜し、侵してはならない聖域へと踏み入り……。


 ……いや違うそうではない。逆だ。入ったのではない。背を向けたのだ!


 何から?


「うぐっ、きたっ、またきたっ……」


 崇高なお方が照らし示されたお導きに対して背を向けてしまったのかもしれない。


 早い話が『ヤンチャが過ぎたか』てことなのだが、しかし性的嗜好は千差万別、十人十色。大なり小なりヤンチャが過ぎるのが性行為そのものの本質ではないだろうか。お行儀のいいセックスなるものがこの世の中に存在するとは到底思えない。


「きたっ……またきたっ…きたきたきたきたっ、逝っくぅ~」


 コスプレ、露出、SM、玩具、風俗店やストリップ劇場等もしかり、レズ、ゲイ、肛門姦、近親姦、不倫、それに犯罪ではあるがレイプに痴漢、さらには複数プレイのスワップやグループセックス、そして私のこの『寝取られ、通称NTR』。


 いずれも『ヤンチャが過ぎる』ものとしてしか私には映らない。


 インモラルとジェラシー、つまり背徳と嫉妬のたった二つのこの言葉だけで、ありとあらゆる形態のセックスに説明がつく。


 つまりこの二つの言葉はセックスの深浅、もしくは濃淡に大きく寄与していると言える。


 そしてこの二つの言葉がセックスの裏、あるいは陰の部分であるならば、表もしくは光りを当てられている部分こそが『愛』なのだ。


 『愛』が『憎悪』と表裏一体の構造を持っているのは、まさにこういうことなのだろう。


 少し乱暴ではあるが、ならばセックスの奥義とは、背徳と嫉妬にまみれたものである、と定義付けることすら可能となってくる。


 もし異を唱え、いえ私たち夫婦は心から愛し合っています。私たちのセックスには背徳もなければ嫉妬もなく、とても健全で綺麗なものですよ、と仰る方がいるならば、残念ながらご愁傷さま、お悔やみ申し上げますとしか言いようがない。


 そのような方は、性の奥深さなどにはまるで頓着せず、表面的な上辺だけのもの、ひょっとしたらセックスとは子孫繁栄の手段だけだと本気でお考えの方なのかもしれない。
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