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Kiss Again
第2章 お持ち帰り
  シャワーを浴びて 出てみると ベッドに横たわったまま 愛美は目を開けている。
 
  「ここ 周くんち?」
  「ああ。おぼえてないの?」
  「う・・・ん。ごめんなさい」
  「いいけど。すんげぇ 大変だったんだぞ」
  「ごめんなさい。でも トイレにいきたい」
  「あっち」バスルームを指差す。
  のろのろと起き上がると おもむろにスキニーパンツを脱ぎ始めた。Tシャツと小さなパンティだけの姿で 酔っ払いのヘンなリズムでふらふら歩いて バスルームに消えた。
  戻ってきた愛美の顔から 雫がおちている。タオルを渡すと またふわっと笑って 「ありがとう」
 そんな格好して 笑顔の安売り しないっ。
 「のど かわいちゃった」

 愛美が水を飲んでいる間に パジャマの下を持ってきて 差し出した。
 「ありがとう」また 笑う。
 はこうとして 片脚をあげると ふらつく。
 わざとらしくため息をついて 「ほら」とパジャマのウエスト部分を広げてやると おれの肩につかまり 脚をいれる。
 「ごめんなさい」情けなさそうに 笑う。
 
 同じグラスで水を飲むおれに
 「一緒に寝てもいい? なにもしないから」
 グラスに口をつけたまま 愛美をみると 無表情、というか 切なげというか。
 また 大袈裟にため息をついて
 「ほんとうに なにもしないでね」
 「うん。襲ったりしないから」 また笑う。

 笑顔 大安売りだな。

 壁際に横になった愛美をみながら 目覚まし時計を確認する。
 「おれ 仕事いくけど。朝、寝てていいから」
 そんな緑色の頭じゃあ 愛美は 仕事休むんだろうな。
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