この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Kiss Again
第2章 お持ち帰り
部屋に着くまで 誰にも会わなかったのが 奇跡のような気がする。
次第に重くなってきた愛美を 自分のベッドにおろした。
久しぶりの運動に じっとり汗をかいている。それでも 愛美のデザートブーツと上着を脱がした。
自分のお人よし加減を呪いたいくらいだが 他にやりようを思いつかない。
この部屋に 女の子を連れ込んだのは 一年ぶりくらいじゃあないか。もっと、かも。しかも酔いつぶれている、ときてる。
「のど かわいた・・・」
「はい はい」
冷蔵庫から取り出した水を グラスに注ぎ 愛美の身体を起こしてやる。軽いな。
飲み干すと 「ありがとう」と ふわっと笑ってみせる。
お前 可愛いし 性格もいいのに なんで そんなに不幸そうなの?
グラスを返し またベッドに倒れこんだ。
「ごめんなさい」
謝ってもらっても、な。
あのとき ぜーったい あのサラリーマンについて行くつもりだっただろ?
また 眠ってしまったような愛美を見おろし これじゃあ なんにも起こらなかったかもしれないけど やばいよね。
次第に重くなってきた愛美を 自分のベッドにおろした。
久しぶりの運動に じっとり汗をかいている。それでも 愛美のデザートブーツと上着を脱がした。
自分のお人よし加減を呪いたいくらいだが 他にやりようを思いつかない。
この部屋に 女の子を連れ込んだのは 一年ぶりくらいじゃあないか。もっと、かも。しかも酔いつぶれている、ときてる。
「のど かわいた・・・」
「はい はい」
冷蔵庫から取り出した水を グラスに注ぎ 愛美の身体を起こしてやる。軽いな。
飲み干すと 「ありがとう」と ふわっと笑ってみせる。
お前 可愛いし 性格もいいのに なんで そんなに不幸そうなの?
グラスを返し またベッドに倒れこんだ。
「ごめんなさい」
謝ってもらっても、な。
あのとき ぜーったい あのサラリーマンについて行くつもりだっただろ?
また 眠ってしまったような愛美を見おろし これじゃあ なんにも起こらなかったかもしれないけど やばいよね。