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Kiss Again
第3章 金曜日
 冷蔵庫に入れておいたコンビニ弁当を出してやる。
 愛美は テイブルの上にあったカップ麺をみている。新発売、って並んでいたから なんとなく買ってみたやつだ。
 「これ 食べてもいい?」
 「いいけど。オムライスがあるよ」
 「これ 食べてみたい!」
 「いいけど」
 あんまり 栄養がないんじゃねぇか?
 「お湯を 400ML沸かすんだって」
 へぇ・・・ そんなこと書いてあるんだ。今まで そんなの きちんと読んだことないな。
 「計量カップ ある?」
 「ないよ。てきとーでいいんだよ。 ほら ここまでお湯を入れればいいんだから」
 「周くん よく知ってるね!?」
 いやいや ふつーだと思いますけど。もしかして
 「お前 カップ麺 食べたことないの?」
 「うん! はじめて!」

 日本人で カップ麺 食べたことない人間が いるんだ。
 こいつ、だけど。
 「4分たったら 食べていいんだって」
 そんなの 有名だから。

 愛美は スマホを取り出し きちんと時間を計っている。
 オムライスを電子レンジに入れてから スウェット上下に着替えにいく。
 電子レンジの 陽気なチンッという音に 愛美の背中が びくっとした。オムライスを取り出しながら みると 『スターダスト』にいたカミソリ愛美の顔になっている。

 原因は スマホか。

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