この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again
第7章 横浜にて
 「これ ひとりでできる?」
 さっきの 過呼吸のことがあるから ひとりにするのは 心配なんだけど。

 「できます」
 真面目な 一生懸命の顔。

  心臓 ズキュン。 泣きはらした顔に 弱いんだよね おれ。
 と、いうか 大人の女の人が泣くのなんて どれだけぶりに見たか・・・
 胸 うたれる、よ ね。

 「車を取りに行くだけだから。すぐにもどるから。
 もう 泣くなよ」
 「はい。指きり する?」

 なんか 前にも聞いたようなフレーズだけど。

 「じゃあ 帰ってきたら 手伝うよ」
  「大丈夫、です」

 スマホの地図をたよりに レンタカーの置いてある駐車場に行く。
 以前 大学の友達と海へ遊びに行くのに 車を調達するため会員になったのだ。 面倒だから解約せずにいたのが こんなと きに役に立つとは。

 ウケをねらって 緑色の車にした。 悪趣味だけど。

 ダンボールは 6個 できあがっていた。
 それを ふたりで車まで運ぶと
 「あーっ 緑色で おそろいだぁ」

 そーゆーと 思った。

 愛美は ワンピースとお揃いっぽい色の  薄紫でツバの狭い帽子をかぶっていた。 緑色の髪が 少しだけのぞいている。
 絵本の挿絵の女の子みたいで めちゃくちゃ 可愛い。
 25歳のはずだろ!?
 15,6歳にしかみえない。


 これは 押し倒したら犯罪、の領域だ。
/121ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ