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Kiss Again
第8章 夜の時間
 「いかないで」 愛美がささやくように 言う。

 「そばにいて」 伸ばした手を握りしめながら もう一度 胸の前でクロスさせ



 「あなたが ほしい」



 愛美は おれの方に向きなおり 肩をすくめながら背中を丸めた。上向きに広げた手のひらが ゆっくり交わりながら おれに向かって差し出された。 顔は 妖艶に笑いかけている。



 「愛美ちゃん エロすぎ」



 酔っ払っている愛美をみた。

 笑っている愛美。 泣いている愛美。

 うちのめされた愛美もみた。



 まだ知らない愛美が いる。



 



ベッドまで行き 愛美の差し出された両手の指をしっかり組み合わせ

 「愛美がほしい」



 「愛美は? ほしい?」

 深く うなづいた。



 「声に出して言って」



 「周くんが ほしい」



 よくできました。

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